前回までは線形計算において特に使用する頻度が高い、3種の手法について述べました。
今回は、IAを持つ2直線に接する半径Rの円曲線の設置方法を述べます。
Circle
上図の各値は以下のようになる。座標の原点はBC点となり、座標系は数学座標系となる。
\begin{eqnarray}
TL &=& \tan(IA/2)\cdot R \\
SL &=& \frac{R}{\cos(IA/2)}-R\\
CL &=& IA \cdot \frac{\pi}{180} \cdot R \\
X &=& R \cdot \sin IA \\
Y &=& R-R \cdot \cos IA
\end{eqnarray}
測量座標系に変換する必要がある。変換方法は次回以降に述べます。
BC点の測量座標とBC〜IP方位角を入力し測量座標系に変換する。